精密検査を勧める
はい
いいえ
はい
いいえ
がん検診の目的は、精密検査が必要な人を絞り込むことです。がんは精密検査を受診してはじめて発見できるため、がん検診の結果から要精密検査となった人に精密検査の受診を促し、精検受診率を高めることが重要です。精密検査の受診を勧めること、つまり「精検受診勧奨」を誰が行うのかによって、留意すべきことが異なります。
健保組合が単独で精検受診勧奨を行う場合の注意点を解説します。検診機関からがん検診結果を健保組合が受け取ることについて、がん検診申込時に同意をとっておくと良いでしょう。検診機関では判定が機関によって色々違うことがあるのでその点での対応方法については別途解説します。
事業者が精検勧奨を行うには2つの方法があり、全体のリマインドとして個人を特定しない場合と、個人の結果を入手して個別に実施する場合です。この時、がん検診結果は、法定外項目となるために必ず本人の同意が必要になるとともに、情報を取り扱う者が限定され守秘義務を守る必要があります。この点の解説をします。
